2009年6月29日月曜日
Panda Internet Security 2010の独立機関による最初のテスト結果
私どもは先日 Panda 2010 年版製品をリリースしました。
従来から継続しているPanda Antivirus Pro 2010, Panda Internet Security 2010 と Panda Global Protection 2010 の3製品に、今年からPanda Antivirus for Netbooks というネットブック専用の製品も加わりました。
私はつい先程 AV-Test.org のAndreas Marx 氏よりPanda Internet Security 2010 について彼らが行ったテストの結果を入手しました。
以下はAndreas氏自身の言葉によるテストから得られた結論の一部です(正確を期するために英文を併記します)
WildList テスト 最新であるWildList 05/2009および以前のリリースのマルウェアの全てのサンプルに対しての検出テストから開始しました。われわれのテストセットは3,194個の悪意のある、広範にわたって検出されたサンプルが含まれています。このセットに対しオンデマンドスキャナとオンアクセス保護の両方についてテストしました。双方のケースにおいて、Pandaはこれらのウイルス、ワームやボットを容易に検出し除去しました。
WildList Test. we started with a detection test against all samples from the most recent WildList 05/2009 and malware from older releases. Our test set includes 3,194 confirmed malicious and widespread samples. We tested the set with the on-demand scanner and on-access guard. In both cases, Panda was able to detect and remove these viruses, worms and bots easily.
フルコレクションテスト 私どもはPIS2010について、アドウェア、スパイウェア、トロイの木馬や他の「生物」たちを含む68万個のマルウェアサンプルの大きなセットに対してのテストを行うことが出来ました。結果は非常に良いもので、われわれの誤検出/クリーンファイルテストセットに対して1件のフラグを立てることもなく、これらのファイルの99.6%を検出しました
Full Collection Test. We were able to test PIS 2010 against a larger set of about 680,000 malware samples, including ad- and spyware, trojan horses and other critters. It detected 99.6% of these files, without flagging any files in our false positive / clean file test set, which is a very good result.
TruPreventテスト 私どもは、つい最近リリースされたばかりでヒューリスティックや定義ファイル、更には「クラウド」検出機能でもまだ検出されない数種のマルウェアサンプルに対してダイナミック(振る舞いベースの)検出のテストを行い、Pandaはそれらのマルウェアが実行されたケースの45%において、警告を出しました。しかしながらテストされたサンプルのうちわずか数種類についてしか動作のブロックや隔離を行いませんでした。(この分野に関してははより統計的に意味のある結果を報告するために更にテストを行う必要があります)
TruPrevent Test. We have tested the dynamic (behaviour-based) detection with a few recently released malware samples which are not yet detected by heuristics, signatures or the "in the cloud" features and found that Panda warned in about 45% of the cases when we executed the malware sample. However, it only blocked and quarantined just a few of these tested samples. (More testing in this area needs to be performed to report statistically significant results.)
駆除テスト 既に感染しているPCにおいての検出及び除去は正しく動作しており、マルウェアに所属するレジストリキーが残されるケースがいくつか見られたものの、全てのアクティブなコンポーネントはシステムの修復プロセスにおいて除去されました。
Disinfection Test. The detection and removal of an already infected PC was working properly, all active components were removed during the system repair process and just in some cases, registry keys belonging to the malware were left behind.
ルートキットテスト アクティブに動作しているルートキットの検出と除去は極めて印象的でした。テストに用いた全てのルートキットを成功裏に特定し削除しました。
Rootkit Test. The detection and removal of actively running rootkits was quite impressive: all rootkits in our test were successfully identified and deleted.
ご想像の通り、このテスト結果はわれわれにとって喜ばしいものであり、また他の独立機関によるテストがまもなくわれわれのかつてない最先端のアンチマルウェアソリューションによって提供される最高レベルの品質を同様に認証してくれるであろうことを期待しています。
今回行われたテストの手法に関する詳細(ルートキット検出及び除去、システム駆除、ダイナミック検出等)については、 AV-Test.org Papers セクションを御参照いただくことをお勧めします。
その他、一読して頂く価値のある先進のテスト手法の情報はこちらにあります。
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