Panda Securityは、およそ二年前から、クラウドコンピューティングによるスキャニングテクノロジーである”Pandaコレクティブインテリジェンス”を、無料オンラインスキャナーのPanda ActiveScan やPanda 2009個人向け製品から使い始めています。
コレクティブインテリジェンステクノロジーのおかげで、コミュニティからの情報収集、脅威の分析、複数のテクノロジーのチェック、マルウェア/グッドウェアの判定や、シグネチャの生成などが、完全自動化され、従来のシグネチャによるアプローチよりも早く、最新かつ最も危険な脅威にも立ち向かい、プロテクトすることが可能となりました。
Panda コレクティブインテリジェンスのクラウドスキャングテクノロジーが、VirusTotalサービス(疑わしいファイルを解析するサービス)にもインテグレートされたことは、Pandaにとってとてもハッピーなお知らせです。
下記は、動作中のPandaコレクティブインテリジェンスが、数時間前に拡散し始めた新しいマルウェアを検知している状況です。(MD5: a0713a3639c9d4901daf774022f4bfd2)
これはAdware/Antivirus2009という悪質なアンチウイルス。VirusTotalで検索した結果です(下記の結果は、02.12.2009 12:35:51 (CET)現在)。
実際にVirusTotalの最新情報をチェックしてみてください。こちら(a0713a3639c9d4901daf774022f4bfd2 を検索してください)
他社のエンジンがどのように検知状況を追加していくかをご覧頂けます。