まず前提条件として、2010年版製品は正規にリリースされた製品である一方、
その意味では製品としてご利用いただけるものは2010年版製品のみとなります。
以下の比較は、今秋に予定されている正式リリース版(無料)後も継続される条件を含めた比較とさせていただきます。(但しPanda Cloud Antivirusに関しては、リリース時に一部の機能が変更・追加される可能性があります)
Panda Cloud Antivirusと、個人向け有料製品(2010年版)とのアンチマルウェア機能における最大の違いは、現在のCloud Antivirusが、純粋に定義ファイルを持たないクラウドベースのコレクティブインテリジェンスとその検出結果のキャッシュを用いた検出のみであり、インターネットに接続されている状態で最大の効果が発揮されるものであるのに対し、2010年版製品は、従来型の定期的にアップデートされPC内に保持される定義ファイルによる検出、また振る舞い検知(TruPreventテクノロジー)によるプロアクティブな保護にクラウドベースの機能を加えたものとなっており、オフラインでの利用を含めて常に最大のプロテクションを提供できるように最適化されている点です。
また、2010製品は全種類においてPanda Cloud Antivirusを上回る大幅なPCの負荷の低減を実現しており、たとえばメモリ(WS)の消費は常駐時でわずか8MBに軽減されています(2009年製品比で80%の低減、ちなみにCloud Antivirusは17MB程度)
加えて有料製品には、Webサポートに加えて、Panda Security Japanによるテクニカルサポートサービスを含んでいる点も異なります。
以下にまとめますと:
<両プロダクトに共通して含まれている機能> *但し上述の違いがあります。
・アンチマルウェア
・アンチスパイウェア
・アンチルートキット
2010年版(有料)製品は、複数の機能を備えたスイート製品となっています。
機能面での違いは以下の通りです。
<2010年版全製品に含まれていて、Panda Cloud Antivirusには無い機能>
・パーソナルファイアウォール
・アンチフィッシング
<2010年版上位製品(Global Protection, Internet Security)に含まれていて、 Panda Cloud Antivirusに無い機能>
・アンチスパム
・ペアレンタルコントロール
・ウェブフィルター
・インフォメーションフィルター
・バックアップ/復旧
・オンラインバックアップシステム
・PCチューンナップ
※2010年版4製品の各機能比較(日本語リリース資料)
http://www.pandasoftware.jp/products/2010/PandaSecurityPress2010.pdf
Panda としてのPanda Cloud Antivirusの位置づけは、多くの方に使って頂くことで、コミュニティから収集し分析する情報の数が増大していき、Pandaの膨大なマルウェアナレッジベースの情報量、精度、対応スピードなどがさらに高まり、そしてそのデータをコミュニティに還元することで、全てのPandaユーザーへ優れたプロテクションを提供し続けることが可能になる、そのために無料の製品とさせて頂いております。
お客様が、Panda Cloud Antivirusか2010年版製品かを選択される基準としては、 上記の機能比較を踏まえ、
・パソコンの用途や使用の度合い、お持ちの台数
・インターネット常時接続の有無
・Pandaテクニカルサポートの要/不要
など、お客様のパソコンご利用環境に必要なセキュリティ機能に合わせて、 どのレベルの製品をご利用になるかをお選び頂ければと思います。
2010年版各製品にも機能制限の無い30日間無料版がございますので、ぜひこれら の製品の圧倒的な軽さと高機能を体験してください。
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