2009年9月11日金曜日
オバマ大統領のスピーチを狙ったブラックハットSEO攻撃
最近は、インターネットを閲覧するために検索エンジンを使うことは危険な冒険であると言えます。
検索エンジンアルゴリズムのゲームに熱心なサイバー犯罪者達は、無垢なニュース検索者達を悪意あるWebサイトへ素早く転送してしまうことができます。
今日、WIREDは、「とても楽しみされていたDan Brown氏の小説を、サイバー犯罪者達はターゲットにしていた」と報じましたが、そのターゲットと範囲はもっと深いものです。文字通り、全てのニュース関連トピックは、毎日積極的にターゲットにされており、今週非常多くPRされたバラク・オバマ大統領によるスピーチも含まれています。
Google検索結果における次のリンクをクリックすると、悪意ある偽アンチウイルスソフトのキャンペーンページに誘導されます。
マルウェア情報: Adware/SmartVirusEliminator
攻撃のターゲットにされたキーワードがより大きい様子が調査によって明らかになっています。
最も一般的にターゲットにされたキーワードは以下の通りです:
* Obama Speech
* GM group enterprises
* Apple
* Beatles
* America
* White House
* Jon Gosselin
* Live Interview
* School Season
ターゲットにされたキーワードの全リストはこちらからダウンロードできます: BlackhatSEO2.txt
過去6ヶ月間、PandaLabsはブラックハットSEO攻撃の進化を注意深く追跡してきました。そして、それらのターゲットキャンペーンが、サイバー犯罪者によってそのスピードと洗練さのレベルを増して実行されているのを目撃しています。
今日、ブラックハットSEOは、サイバー犯罪者達に使われているの戦術の真の主流となっています。リアルタイムのニュースイベントがターゲットになることは、検索エンジンだけでなく、全てのマルウェア対策関連企業や団体にとって深刻な問題です。
"real-time web"に向かってシフトしていく中で、全てのITセキュリティコミュニティは、リアルタイムのマルウェアプロテクションの必要性を更に認識しなければならず、またこれは正にクラウド型アンチウイルステクノロジーへ向かうことが必要である理由です。
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