2010年12月7日火曜日

Payback作戦は "アサンジの逆襲作戦" へ拡大

Posted by Sean-Paul Correll



Payback作戦の主導者である匿名ハッカー集団のオーガナイザー達は、政府の機密文書を公表する冒険において、ウィキリークスを助けるための活動に再びフォーカスしている最中です。

以下の声明が、日曜日の午後遅くに彼らのWebサイトで見られました。
Wikileaks have been down because of Distributed-Denial-of-Service attacks (DDoS). There are reasons to believe that The United States Of America are behind this since due to the nature of the leak on Sunday 28th November 2010, where over 251000 documents (US diplomatic cables) were published on WikiLeaks.

What is this all about? And what does it have to do with censorship and Operation Payback?

While we don’t have much of an affiliation with WikiLeaks, we fight for the same reasons. We want transparency and we counter censorship. The attempts to silence WikiLeaks are long strides closer to a world where we can not say what we think and are unable to express our opinions and ideas.
We can not let this happen. This is why our intention is to find out who is responsible for this failed attempt at censorship. This is why we intend to utilize our resources to raise awareness, attack those against and support those who are helping lead our world to freedom and democracy.

ウィキリークスは、Distributed-Denial-of-Service attacks (DDoS)攻撃に遭ってダウンしている。この背後にアメリカ合衆国があると思われる理由は、251,000件以上の文書(米国の外交公電)がウィキリークスに よって公表された2010年11月28日の情報のリークである。

一体全体どういうことなのか?それは検閲やPayback作戦とどんな関係があるのか?

我々はウィキリークスに大きく加担している訳ではなく、同じ理由のために戦う。つまり、我々は透明性を求めて検閲に対して戦うのだ。ウィキリークスを沈黙させようとする企ては、我々が我々が思ったことを言えず、意見や考えを表現できない世界に急速に近づいていくということだ。

我々はそうさせる訳にはいかない。我々の意図は、この検閲における間違った試みについて誰に責任があるかを見つけることだ。だからこそ、我々のリソースを利用して我々の意識を高めるとともに、反対するものを攻撃し、そして自由と民主主義に世界を導く手助けをしている人々をサポートしようとしているのだ。
米国会議員Ron Paul氏の言葉を引用して、
「自由な社会では真実を知るべきだ。真実が反逆罪になる社会においては、人は大きなトラブルの中にいるということである。」- Ron Paul
この声明によると、グループの計画は
  • ウィキリークスにさらにミラーサイトを提供してGooglebomb(グーグル爆弾)を仕掛ける。
  • 対抗するプロパガンダを作り、検閲に関連した様々なターゲットへのDDoS攻撃を組織する(日時やターゲットはその時に発表される)。
  • メディアにコンタクトし、Paybackはウィキリークスの支持に回り、情報を検閲する関連実体に宣戦布告をすることについて、彼らに情報を提供する。
  • 我々はウィキリークスに立ちはだかる者を見つけて攻撃する。そして、ウィキリークスが必要とする全てのことにおいてウィキリークスをサポートする。

一方、以下のビラで“Operation Avenge Assange(アサンジの逆襲作戦)”がインターネット上に出回っています
Operation Avenge Assange (click for full size)
                    Operation Avenge Assange

最初の攻撃は、ウィキリークスへの寄付支援金を遮断したPayPalが正面から狙われました。DDoS攻撃はThePayPalblog.com に対して8時間続き(Webサイトの403エラーを解決する時間は含まず)、そのブログの75のサービスが中断される事態が引き起こされました。

Payback作戦のオーガナイザー達は、新しいウィキリークスのイニシアティブについて言及しました。
“The overall campaign is broadening focus, but that does not mean that our original initiatives have halted. Operation:Payback is still in full effect”
「活動全体は焦点を広げているが、我々の当初のイニシアティブが休止したということではない。Payback作戦はまだ完全に有効である。」
これは、最新のターゲットIFPI.org(国際レコード産業連盟)へのPayback作戦における最新のDDoS攻撃状況における私達の統計によっても明らかです。IFPIは、11/25にスタートしたサイトへDDoS攻撃から6日以上にわたり、160のサービスが中断させられています。このサイトはアップダウンを繰り返していますが、最近では1時間アップされているだけでした。

次のターゲットが誰になるのかは不明ですが、我々は状況を後の注意深く見守り、何らかの新たな展開があればレポートするつもりです。

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