Posted on 03/10/10 by Luis Corrons
先日発表したMariposaボットネットの世界的なシャットダウン。
Mariposa Working Groupの全組織の努力により、12月23日17:00(GMT +1)、全世界でMariposaボットネットをシャットダウンさせました。この日、私達はMariposaによって使われたコミュニケーションチャネルのコントロールを掌握し、事実上サイバー犯罪者達からボットネットを切り離して、全てのリクエストを我々にコントロールされるサーバーへリダイレクトしました。その時私達は、莫大な数のIPアドレスがこのボットにコントロールされており、およそ1300万台のPCが、多くの国と都市で影響を受けたことを知りました。
感染率が高いのは、コンピュータセキュリティ教育のプライオリティが高くない国です。コンピュータセキュリティの認知を向上させる活動を過去数年以上実施した国(米国、ドイツ、英国、日本のような)では感染数は少なくてすみました。
最も影響があった都市はソウル(危険にさらされたIPアドレス5.36%)、ボンベイ(4.45%)、ニューデリー(4.27%)。
国別のランキングでは、インド(全体の19.14%)がトップで、メキシコ(12.85%)、ブラジル(7.74%)が続きます。
また、ジョージア工科大学は、Mariposaボットネットの推移をアニメーションにしました。
詳細はこちらでご覧頂けます。 http://www.ps-japan.co.jp/pressrelease/n88.html
Mariposaボットに感染させられていないことを確かめるために、Panda Securityは全ホームユーザーと企業ユーザーに、自身のコンピュータのディープスキャンを行うことをお奨めします。
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