Posted on 02/18/10 by Olaiz
昨日から、Microsoftがユーザー宛に送ったように見えるeメールが洪水のように溢れていることを確認しました。それは、Rogueware(偽セキュリティプログラム)を配布する目的のConfickerワームに、彼らのネットワークが感染したという内容で、我々はこの数時間でおよそ2,500通確認しています。
以前、2009年4月と2009年10月にも類似したスパム活動を確認していました。Confickerワームが2008年12月に初めて出現してから一年以上が経過しても、まだ世界中でコンピュータやネットワークを感染させている事を考えると、私達が今この別のキャンペーンを見ることは驚くべきことではありません。
メッセージは以下の通り。Microsoftチームによって送られてきたように見えるこのeメールは、多くのコンピュータやネットワークで感染を引き起こしているConfickerについて、ユーザーに警告しています。そのため、アンチスパイウェアプログラムをインストールして、コンピュータ内のマルウェアを駆除する無料システムスキャンを行うように、Microsoftは勧めます。それを行うためには、添付ファイルをインストールしなければなりません。
もしあなたがこれを実行してインストールすると、システムスキャンを行うアンチスパイウェアプログラムをインストールし、あなたのコンピュータが感染しているという腹立たしいメッセージを表示してあなたに警告します。このeメールを読んだ後だと、あなたはコンピュータが本当にConfickerに感染したと思うかもしれません。
けれども、これはユーザーを騙して偽セキュリティツールをインストールさせるための単なる餌で、コンピュータが感染させられたとあなたに思わせることが目的で、購入を促すための偽アンチウイルスです。さらに、コンピュータを再起動して、実行ファイルの動作を妨害してコンピュータを動作させず、ブルースクリーンのままにしてしまいます。
このRoguewareは、先週山火事のように広がりました。Facebook やMicrosoft、グリーティングカードの偽メッセージなどいくつかの例について、我々がお話したことを皆さんも憶えていると思います。
もしあなたがこのようなメッセージを受け取って、コンピュータが間違いなく感染していないことを確認したい場合には、お使いのアンチウイルスプログラムでスキャンを行って下さい。もしあなたが何もインストールしていない場合は、Panda Securityの無料オンラインスキャナー、Activescan をご利用いただけます。
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